角隠しと綿帽子の違いを知ろう!

2015.07.10 kaori.i

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角隠し

花嫁の角隠しは白色が基本。入家を意味する『入』の形にする為、右端を上にして後ろでまとめますが、着付師によっては、左端を上にして『人』の形にして人と人が支え合うという意味でまとめる場合もあります。

元々は角隠しも、綿帽子も埃よけや、防寒具として使用されていましたが、花嫁の恥じらいを包み隠し、神秘性を深めてくれるかぶり物として欠かせない物となりました。

角隠しは女性が起こると角がはえ鬼になると言われていた為、それを防ぐおまじないとして寺に参る時に頭にかぶせたのが由来。嫁に入る時にはあなたに従順になりますという意味を込めたともいわれる。

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綿帽子

埃除けや防寒具だったものが江戸時代に入り花嫁がかぶるものになり徐々に大きくなったそうです。実は綿帽子は嫁入り時、花嫁は白をかぶりますが同時に花嫁の母親も小さめの綿帽子をかぶっていたそうです。

元々、長い髪には霊力が宿るとされていた為に新しい家に嫁ぐ際に災いを一緒に持ち込まないようにという考えがありました。また、挙式が終わるまでは新郎以外に顔を見せず、奥ゆかしさを守る事から、ドレスでいうベールのような意味もあります。

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