白無垢も種類があった!白無垢の白と赤ふきを選ぶポイント!

2015年6月16日 kaori.i

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真っ白な白無垢

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はじまりは室町時代頃のようですが、“祭服” という括りでみていくと、それよりもはるか昔、白色は古来神聖な色として重用されてきたことがわかります。このことは、洋の東西を問わず、たとえば教会式におけるウェディングドレスを連想してみてもご納得いただけると思います。清純無垢を表す「白」は「清浄潔白」「嫁ぎ先の家風に染まる」という花嫁の思いの表れと言われています。



赤ふき

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このタイプは江戸時代の末期になってからお目見えしたものですが、きっとその当時のお洒落のひとつだったのかも知れませんね。現在もオシャレに敏感な花嫁様に人気がある赤ふき。紅白のコントラストは縁起が良いだけでなく、顔映りを よくする効果も。また、神社の鳥居に朱赤が使われるように、 赤色(朱色)は魔力に打ち勝ち、災いを防ぐ意味があるそう。また、「内に秘める情熱」「一生懸命にお仕えする決意」という意味があります。縁が赤いため、かわいいながらもシャープな雰囲気になるので少し細く見える効果もあります。

つまりは、花嫁にとって白無垢を着るということは、“結婚に対する決意” を大勢の前で披露するということになります。白無垢選びに関していえば、嫁ぐ決意をあらわす覚悟を持って、衣装選びをされてみてはいかがでしょうか?